ランクシステム改善要求

待望のOverwatch2がリリースされ、多くの新規参入者やOverwatch復帰勢を獲得し、新しいOverwatchの世界を楽しませていただいております。

まず新規導入されたランク認定システムは、これまでのOverwatchランクマッチでの不満を解消させるための素晴らし試みであったと評価いたします。

Overwatchのランクは、ただ独り善がりの良いプレイをすれば良いというもので評価されるものでは無く、チームに依存した貢献度が多く評価されるシステムであることは、これまでのOverwatchのプレイを通じて肌感覚で理解しております。

そしてそのプレイ評価は、非常に複雑で不透明なものとなっていおり、プレイヤーに「程良い謎解き」を与えてくれておりました、またOverwatchでは、認定後のランクは勝利さえすれば、内容はともかくSRは増加するとう勝敗依存型の単純なシステムでありました。

これによってプレイヤーは「勝つためのプレイ」を目指すように導かれ、プレイの質の向上に取り組んできました。

しかし、このシステムはあまりにも個人評価ではなく、味方チームに依存しすぎた、「味方ガチャ」と呼ばれるゲームと成り果ててしまい、現在のOverwatch2ランクシステムが導入に至ったのだと判断いたします。

公式フォーラムにおいて過去Overwatchのランクシステムについて

「まるで学校のテストで1問ごとに正解か不正解かを言い渡されているような気分になり、より大きな成果に注意が向きにくくなった」と評価しています。

新しいOverwatch2のランクシステムは、認定後のティアの中で認定を繰り返し行うシステムとなっており、それに加えてOverwatchからの複雑なプレイ評価システムを導入されていると思われます。

このランク評価システムは先述したとおり、不透明が故にプレイヤーが「上手くプレイ出来た」という内容と、ゲーム自体が求める「評価」に余りにも大きな乖離を生じさせ、プレイヤーは「上手くできたのに何故ティアが上がらない?」と不信感に煽られる結果を招いています。

それを現すかのように、当フォーラムまた様々なSMSにおいて、「ランクが変動しないバグ」として報告されております。私自身、これはバグではなくプレイヤーのゲーム性への不理解が原因であると考えておりますが、現状プレイヤーに不透明な認定システムは、「複数科目試験において解答した答案を採点せず、次に繋がる反省すら許さない良否だけの評価で突き返されている気分である」という感覚に陥ってしまいます。

特にこれはブロンズ5において多く上がっている事であります。
現行ブロンズ5は過去OverwatchではSR1〜999となっており、各ティア内で最も幅が広く、ディビジョン1を上げるためにはブロンズ4から3に上げる寄り遥かに多くのマッチを必要とします。
新規参入者たちがゲームの不理解から過去OverwatchSR<500付近に相当するランクに位置づけられるた場合、ブロンズ5から脱却するためにはSR499近くあげなければなりません。
過去OverwatchにおいてSR500上げることがいかに過酷なものであるか私たちは知っています。
ブロンズ5に配置された人たちは、努力すれど、その努力は幅広いブロンズ5内で永遠ともいえるマッチを繰り返さなければなりません。

細分化されないブロンズ5においてプレイする人たちにとって現状のランクシステムに「バグ」が無く、正常に機能しているものとしても、これだけ多くのプレイヤーに不信感を与える同システムは、単にプレイヤーのゲーム性への不理解と結論づけて、放置することは獲得した全てのOverwatch2プレイヤーが離れていく原因ともなりうる重大な事態であります。

多くのプレイヤーは、自分のプレイの結果に対して「なぜ?」を提起し、そこから「挑戦」が始まります。それすら許さない現行ランクシステムはバグという問題ではなく、システムの欠陥であると考えます。

Overwatchを愛した人たち、またこれからOverwatchを愛そうとする人たちの期待を裏切らないためにも早急に、システムの改善を要求致します。

7個の「いいね!」

賛同します。最近のアップデートで査定までの勝利数敗北数が改定されましたが、相変わらず評価基準は闇の中です。1戦ごとのレートの上下に一喜一憂して大きな成果に目を向けなくなるという問題に対して、一定の期間をまとめて査定するという解決を与えたことは大変よく理解できますが、そのシステムが複雑であることを理由に評価基準を隠しておくことは怠慢です。査定には査定基準がなければならず、それがブリザードの考える「良いプレイ」の定義であるなら、なおのこと公開すべきです。ブリザードはプレイヤーのスキルレベルを示す様々な数値を持っているはずです。上手なプレイヤーに共通する要素を査定に利用しているはずです。上達を願うプレイヤーのためを思えば、ランクマッチシステムそのものが反省材料と目標を示し、上達の手助けをしてくれるわけですから、査定基準の公開ほど良い教材はありません。アビューズを恐れるのならエッセンシャルな形で公開すれば良いでしょう。ブリザードの考える理想のオーバーウォッチプレイヤー像を一度言語化してほしいと願います。

4個の「いいね!」