ラインハルトの魅力について

※現在OW2が開発中のため現リリースされているOWとの表記がややこしくなるので、OW2・OW1と表記させていただく。

昔のOWと比べオープンキューからロールキューに移行したことや、キャラの調整が行われ、環境自体が整って沢山のキャラクターを見ることが多くなった。

その変化の中で我らが盾代表ラインハルトはパッシブの追加やハンマー・ULTのダメージ調整などを施されたものの現在も変わらず盾を張りゆっくりエリアを取っていくベーシックな性能を持つキャラとして今現在もOWの環境で生き抜いている。

OW2の発表からβまでタンクなどに大幅な調整が施されたが花形を担ったのはオリーサやドゥームフィストといったキャラであった。後にジャンカークイーン(以降JQと表記)の登場もあった。
1タンクになり攻撃的かつ、斬新なコンセプトのタンクたちが増えてきた。

そこでラインハルトを見てみよう。
ファイアーストライク(以降FSと表記)がチャージ性に変更最大2発まで貯められるようになり、チャージの操作性が上がり(これはとてもいい調整だと思った)途中で止まることも可能となった。
その他にも体力面、シールド面での細かい調整が入ったもののOW1と変わらない操作感となっている。
そして今回ロールパッシブが追加されノックバック効果が全タンクに適応されることとなり、パッシブスキルは影の薄い存在となっている。

あくまでコンセプトは盾を張って仲間と共にエリアをどっしりとおさえるキャラにしたいという事なのだろうが、OW2の環境という面から見た個人的な感想が

『分かりやすいコンセプトだが華がなさすぎる』

と感じた。
どうしても盾を張りながら適正距離までじりじり攻めつつULTゲージをFSで貯めていくという見せ場が適正距離まであまりないキャラとなってしまっている。

ここで1度ラインハルトの魅力について洗い出してみよう
・他タンクと比べて秀でたバリア耐久値を持っている。
・ULTの爆発力がある
・シンプル故扱いやすいキャラ
・1レーンを抑えることに関しては無類の強さを持つ

ラインハルトは基本的がゆえに突き詰めると扱いが難しく、どうしてもダイブでいいという場面が多く出てしまう。だが局所的に爆発的な強みが出る場面も存在しマップによってはとても心強いタンクでもある。

現在のOW2の新マップは高低差もそこそこあるが、ロングが少なく比較的距離が詰めやすいというイメージがある。
その利点を活かしつつラインハルトの強みを押し付けていければベストではある。

だが比較的攻撃面が強くなり守ることが難しい調整をされているOW2の環境の中、上記の調整のラインハルトで事足りるのであろうか?

ラインハルトの魅力はどのタンクよりも盾耐久値があり味方を守りながら攻められることである。
だがOW1を振り返ってみると、盾を張っている時間は味方を守っているという実感がフリールックがあったものの視覚的、パラメーター的に少なかったのではないだろうか。
故に盾を張っていても盤面が好転しないとプレイヤー自身のストレスが高くなっていく。

では盾を張ることにストレスを感じているのであれば、盾を張る行為に対してもっと付加価値を付けてみてはどうだろうか。
攻める部分を調整してしまうとJQと似たキャラになりかねないので、前述通りあくまでプレイヤーに守ることを意識させるキャラを作っていった方が魅力につながるのではないだろうか。

下記に数点調整例として挙げてみた。

【調整例】

・盾を張っている状態の時、ルシオのような範囲が表示されその中に入っている味方に数%かの防御バフがかかる。

・盾を張っている状態の時の視野角をもっと広くする

・アンプリフィケーションマトリクスの様に盾を貫通した味方の弾にバフがかかる。もしくは貫通した弾が着弾した際のダメージ何割かを自分のULTゲージに還元する。

・盾で防いだダメージの何割かをULTゲージに還元する

・盾を張った時点で一定範囲にいた人数によってシールドの最大耐久値が決まる(ボールのシールドのようなもの)

・ドゥームフィストのパワーブロックの様に一定量シールドで防ぐと自分にバフ効果を与える。(FSの大きさやチャージの突進速度が変わるなど)

自分があげられる点としては以上である。
いかがだっただろうか。 このようにラインハルトは守ること、言ってしまえばシールドを張ることに関してもっと付加価値を付けてその方向に魅力を発揮して欲しいと自分は考える。

これ以降は個人的な調整意見であるため、このままの調整のラインハルトでもいい、もっとこうした方がいいという意見があれば是非聞かせていただきたい。

では今後のOWというコンテンツが素晴らしいものになる様日々いのっている。