「ディレクター視点」の記事を読みましたが「MMR(内部レート)は正しい」という前提で手を加えているようなので、そもそもそこが間違っているからマッチングが改善されないのではないでしょうか。
例えば「タンクのレート差をなるべく揃えている」というような話を聞きましたが、プレイヤースキルにとんでもない差が生じています。双方がどのくらいのレートなのか情報が隠されているため知る術はありませんが、スコア上でもプレイを見る限りでも圧倒的な差がついているのをとても頻繁に目にします。
一方はOTP、一方は状況に応じてヒーローを変えたり、またはアンチピックでキャラクタースキル上は完全に不利でも完封していたり、スコアに2倍近くの差がついていたり、多少MMRに差があったとしてもそうはならないだろうという大きな差を目にします。さらに言うと下手な人の方がランクが5ディビジョン上だったりします。そういう状況がたまたま遭遇したレアケースではなく、高い割合で起こっています。
もしこの二人のMMRが近いとするならば、実際のプレイヤースキルとMMRがかけ離れているということになり、「MMRは正しい」という前提でいくらマッチングを改善しても意味がありません。
そして実際のプレイヤースキルとかけ離れたMMRがランク昇格に影響しているのであれば、ランクもまたプレイヤースキルとかけ離れているということになります。不満が噴出しているのも当然でしょう。
プレイヤーが抱いている不満や問題の本質を見誤っているのではないかと思います。