ランクにおけるキャラbanという制度があまりにもしょうもなさすぎる。
どういう意図でキャラbanを導入したか鑑みると、あまりにも現状と乖離しており、それを改善するための努力すら的外れであることが明白である。
一つひとつのマッチが唯一無二なものに感じられるよう、各チームがBANするヒーローを2人選出して、合計4人のヒーローをBANする形式とし、BANされるヒーローのバラエティを広げました。
全くそんなことはない。ほとんどの場合ソンブラザリアがbanされる状態であり、banの理由は単純にプレイヤーが不快に感じるキャラの最大公約数的な感情によるものだ。この偏ったbanはあらゆる試合を画一的なものにし、アンチピックの幅も狭まる最悪なマッチをいくつも生み出している。
重ねて言うなら、そもそもblizzardの掲げているコンセプトそのものがナンセンスであるといえよう。
私たちがヒーローBANを導入するうえで掲げた大きな目標のひとつが、あまりにも強すぎたり厄介だと感じられるヒーローをBANできる環境を整えること、それと同時に、敵プレイヤーのお気に入りのヒーローだからという理由だけでBANできるシチュエーションを回避することでした。
あまりに厄介だと感じられるヒーローをbanする環境を整える、というのはもはやblizzardがお気に入りのフレイヤ、トレーサーなどのキャラの調整を放棄し、無為に強化させていることの言い訳にしかなっていない。現状どのマップでもトレーサーは強い。調整前ですら十二分に強かった。banがあるからいいとかそういうレベルではない調整を平気でする言い訳になってしまっている。妥協せず調整をできるようになってほしいが、どうやら運営にはその能力もないのかもしれない。
敵プレイヤーのお気に入りだからbanするのを避ける、というのも全く分からない。banの最も重要な要素は誰がどんなキャラを使えるかだろう。偶然OTPの人のキャラがbanされることだって当然ありうるだろうが、なぜ伏せているなら公平性が保たれると言い切ってしまうのか。あまりにも浅薄でありゲームの調整をしている人間からこういった発言が出てくることが信じられない。そもそもこのゲームはアンチピックが重要な要素なのではないか?偶然うまくいった競技用の調整を中途半端にランクマッチに導入して本当につまらないものになっている。