[オーバーウォッチ] 8月14日配信パッチ内容のおしらせ

新しいパッチがWindows PC、PlayStation®4向けにリリースされました。最新の変更は以下のとおりです。

パッチ・ハイライト

新機能:ロールキュー

「オーバーウォッチ」に新たに「ロールキュー」が導入されます。このアップデートにより、マッチメイキングとキュー(待機)のシステムが一新され、ゲーム内でプレイしたいロールを選択できるようになります。ライバル・プレイでは、プレイヤーはゲームに参加する前に、まずロールを選びます。次に、マッチメイクシステムがタンク、サポート、ダメージヒーローを2名ずつマッチングさせて1つのチームを作ります。マッチ参加後は、各自が選んだロールの中からヒーローを選ぶことになります。マッチが終わるとプレイヤーはメインメニューに戻り、また各自の希望のロールを選んで次のゲームを待つことになります。ロールキューについては、ブログ記事に詳細をまとめていますのでそちらをご覧ください:LINK

新ヒーロー:シグマ(タンク)

型破りで興奮しやすい一面を持つ天体物理学者のシグマは、軌道上実験の想定外の産物として、重力を操る能力を手に入れました。タロンの手によって人間兵器へと改造されたこのタンクは、もはや脅威でしかありません。壁に当たるとはね返る2つの「ハイパースフィア」(重力チャージ)を放ち、時間差で爆発させて広範囲の敵にダメージを与えます。「エクスペリメンタル・バリア」は、浮遊するバリアを任意の地点まで前進させ、いつでも自由に解除することも可能です。「キネティック・グラスプ」は、飛んできた物体を空中で停止させ、シールドとして利用できます。「アクリーション」は、大量の岩石を引き寄せ、敵に向かって投げつけてノックダウンさせます。「グラビティ・フラックス」は、フルパワーを解放して自ら空を飛び、ターゲットエリアの敵を空高くへと浮遊させてから、地面に叩きつけます。

一般的なアップデート

推薦

  • 以下のゲーム・モードで推薦が行えるようになります:
    • ミステリー・ヒーロー
    • ノーリミット
    • デスマッチ
    • トータル・メイヘム
    • 低重力
    • 各PVEイベントのゲーム・モード(アップライジング、レトリビューション、ストーム・ライジング)

ゲーム・モード

ミステリー・ヒーロー - コントロール・マップで、ラウンドごとにヒーローをリセットする仕様に変更

ワークショップ

新イベント追加

  • プレイヤーがヒールを与えた
  • プレイヤーがヒールを受けた
  • プレイヤーがマッチに参加
  • プレイヤーがマッチから離脱

新アクション追加

  • スロットルの変化を開始
  • スロットルの変化を停止

新しい値追加

  • ヒーラー
  • ヒール対象
  • イベント・ヒール
  • ホスト・プレイヤー

開発者コメント:ワークショップに寄せられていた要望の中でも、とりわけヒールを計測する機能がほしいという声が多くありました。そこで、新たにイベントタイプを 2 つ、値を 3 つ追加することで、この機能を実現しました。併せて、プレイヤーのマッチへの参加あるいは離脱も確認しやすくするため、新たにイベントを追加しています。カスタム・ゲームにおける管理者特権の作成をサポートするため、「ホスト・プレイヤー」でゲームのオーナーも特定できるようになりました。最後に、 3 人称視点でのキャラクター操作を容易にするため、プレイヤーの入力スロットルを、計測、反転、回転する機能を追加しました。

ヒーローのバランス調整

一般

アルティメットのコストを12%増加

開発者コメント:アルティメットは、ゲームの流れに大きな影響を与えるアビリティであるにもかかわらず、発動される頻度が高すぎました。アルティメットの発動によって決着がついてしまう機会を減らすため、今後はアルティメットがたまる速度を落とすことにしました。

速度低下効果:敵の速度低下効果と味方の速度低下効果は累積されず、より効果の強いものが適用され移動速度を決定させるように変更

開発者コメント:この変更に関しては、スコープを覗いている際のウィドウメイカーやバリアを展開している際のラインハルトなど、自身の動く速度を低下させるヒーローが主に影響を受けます。こうしたヒーローたちに対しては、彼らが自身の速度を落とす行動をとっていない場合、またはそれを上回る速度低下効果を与えられる場合を除き、シンメトラのタレットやメイの凍結といったアビリティで速度低下効果を与えることはできません。

ザリアやシンメトラのビームによるメイン攻撃で動きの速いヒーローを捉えようとしている時など、ダメージを与えるアビリティがターゲットを高速で捉えた/失った場合に、本来のダメージを与えられない不具合を修正

開発者コメント:この重大な不具合の修正により、特定の状況下でビーム兵器の与えるダメージが大幅に増すことになります。とりわけ、場面に応じて、ザリアとシンメトラの強さが増したように感じられるはずです。今回の修正により、これらのヒーローが逆に強くなりすぎないよう注視していきたいと思います。

アッシュ

リロード時間を1発あたり0.3秒から0.25秒に短縮

開発者コメント:アッシュの全弾のリロード時間はあまりにも長く感じられました。とはいえ、長いリロード時間は、銃の威力とバランスをとるため意図的に設けられたものです。今回の変更は、そのバランスを崩さないように配慮したうえでの調整です。

ブリギッテ

インスパイア(パッシブ)

回復量を100から130に増加

自己回復の効果は半減

リペア・パック

チャージを3つに増加

総回復量を150から120に変更

即時的にではなく2秒間かけて回復するように変更

同じ対象に複数のパックを投げた場合、発動中のパックの持続時間を2秒間延長

ウィップ・ショット

射出速度を60から80に増加

格納時間を0.6秒から0.3秒に短縮

バリア・シールド

バリアのライフを500から200に減少

シールド・バッシュ

スタン効果の持続時間を0.9秒から0.75秒に短縮

ラリー

アルティメットのコストを10%増加

開発者コメント:これらの変更は、ブリギッテの耐久度を引き下げる代わりに、彼女をチームのメインヒーラーにすることを目的に実施しました。ブリギッテは各チームのサポートヒーロー 2 名のうちの 1 人となるので、その役割を存分に果たすことのできるヒール能力が必要となります。

D.Va

メック召喚

メック搭乗時のアルティメットのコストを12%減少

開発者コメント:この変更を加えたのは、全体的に増加したアルティメットのコストに対応するためです。 D.Va がメックに搭乗していない状態でアルティメットを発動するためにかかる時間は、今回のアップデート前と変わりません。

ドゥームフィスト

近接攻撃

クイック近接攻撃で弾のリロードが一時停止しないよう変更

開発者コメント:この変更により、ドゥームフィストはコンボの中でより自由にクイック近接攻撃を使えるようになり、より快適にプレイできるようになります。

ハンゾー

電光石火

飛翔物の数を6から5に減少

開発者コメント:「電光石火」は総合的なダメージ出力が高すぎたので、飛翔物の最大数を減らす形で調整しました。

オリーサ

プロテクティブ・バリア

クールダウンを8秒から9秒に延長

開発者コメント:オリーサを相手にした戦闘について、すぐ張り直されてしまうのでバリアを壊しても意味がない、というフィードバックが多く寄せられていました。「プロテクティブ・バリア」のクールダウンを長くすることで、バリアを壊す行為が無駄にならないよう調整しました。

ラインハルト

新パッシブ:ステッドファスト

被ノックバック効果を30%軽減

開発者コメント:近接型タンクであるラインハルトは最前線に立つキャラクターなので、他のヒーローに比べるとノックバックから受ける影響が大きいです。そのフラストレーションを抑えると同時に、ラインハルトが役割を果たしやすくなるよう、ノックバック効果への耐性を高めました。

ソンブラ

ハック

敵プレイヤーに対する効果時間を6秒から5秒に短縮

EMP

発動にかかる時間を0.2秒から0.35秒に延長

開発者コメント:「ハック」は持続時間の長い強力な無効化アビリティです。ハックされた側のプレイヤーの圧迫感を減らすため、大幅な弱体化は避けつつ、持続時間をやや短くするという形で調整しました。また「 EMP 」の発動までにかかる時間を延ばしたことで相手チームが対応できる時間ができ、カウンタープレイの機会も増えるはずです。

シンメトラ

テレポーター

  • 破壊されるまで恒久的に残るよう変更
  • アビリティ2の入力でプレイヤーが破壊できるよう変更
  • テレポーターが破壊された時点でクールダウンが始まるよう変更
  • 最大射程を25メートルから30メートルに延長
  • 入口と出口が40メートル以上離れるとテレポーターが破壊するよう変更

開発者コメント:「テレポーター」は面白いアビリティですが、使用上の制限が多すぎる印象がありました。テレポーターを恒久的に残るよう変更したことで、さまざまなマップやチーム構成において、新たにシンメトラが活躍できる場が増えました。

トレーサー

パルス・ボム

ダメージを300から350に増加

開発者コメント:「パルス・ボム」は以前、その威力を落とすことで、ターゲットになりがちだったタンクを必要以上に苦しめないよう変更されていました。この点の課題はまだ残っていますが、そのほかバスティオンなどの屈強なターゲットや、ブリギッテからアーマーを付与された敵への立ち回りを容易にするため、その威力を再調整しました。

レッキング・ボール

マインフィールド

  • 飛翔物の速度を10から12に増加し、これまで以上に地雷が拡散されるよう変更
  • 発動にかかる時間を0.25秒から0.1秒に短縮

開発者コメント:レッキング・ボールは積極的なプレイスタイルを持つヒーローですが、アルティメットをうまく活用するのが難しい場面が多々ありました。今回の変更により、その気になれば「マインフィールド」を(特に空中で発動した場合に)、より広範囲に展開できるようになりました。一方で、地面の近くで発動すれば範囲を絞ることも可能です。

不具合の修正

一般

  • リスポーン待ちの観戦中に字幕が表示されない不具合を修正
  • 突進するヒーロー(ラインハルト、ドゥームフィスト、ブリギッテ)同士がぶつかった際、互いを安定してノックダウンしない不具合を修正
  • ラウンドまたはカスタム・ゲームの終了時のスロー中、ハンゾーの「龍撃波」やロードホッグの「チェイン・フック」など一部のアビリティのアニメーションがなめらかに表示されない不具合を修正
  • カスタム・ゲームの規定UIが誤った順番で表示される不具合を修正
  • リーパーの「シャドウ・ステップ」やメイの「アイス・ウォール」などの設置プレビューがなめらかに表示されない不具合を修正
  • 設置場所をクリックしてからサーバーに認証されるまでの間に、設置プレビューが移動する不具合を修正
  • 高遅延中にメイの「アイス・ウォール」、バティストの「アンプリフィケーション・マトリックス」、シンメトラの「フォトン・バリア」の設置プレビューの選択表示がちらつく不具合を修正

マップ

ルート66

ラウンド開始前に攻撃側がリスポーンエリアから出られる不具合を修正

ヒーロー

アッシュ

ジャンプしながら照準器を使用して撃つと、銃がカメラにめり込む不具合を修正

ドゥームフィスト

  • 「ロケット・パンチ」を使いながら角を急いで曲がると、扉をくぐる不具合を修正
  • シンメトラのタレット同様、「ロケット・パンチ」がソンブラのトランズロケーターを安定して破壊しない不具合を修正
  • 「ロケット・パンチ」が当たったターゲットがそれまでの水平方向のベクトルを保ち、真後ろに飛ばない問題を修正
  • スタンは効かないがノックバックは効くターゲット(ザリアの「パーティクル・バリア」、「心頭滅却」中のゼニヤッタ)が、ノックバックの軌道に影響を与える不具合を修正
  • しゃがんだ状態で「メテオ・ストライク」を行うと、効果時間中ゆっくりと動く不具合を修正
  • 「メテオ・ストライク」中に少しだけゆっくりと後ろに動く不具合を修正

D.Va

移動中に下に向けてエイムしても、「ディフェンス・マトリックス」が下向きにならない不具合を修正

ルシオ

「ウォール・ライド」時のアニメーションの着地予測が誤って判定される不具合を修正

オリーサ

ヒーロー・ギャラリーの「あら、どうも!」のハイライト・イントロ視聴時に、一部の視覚効果が再生されない不具合を修正

ラインハルト

「チャージ」のノックバックが複数回適用される不具合を修正

レッキング・ボール

  • 滑りやすい平面に衝突するアニメーションで動けなくなる不具合を修正
  • 滑りやすい表面で「パイルドライバー」を使用すると、一時的に動けなくなる不具合を修正
  • 「アダプティブ・シールド」を使用すると、誤った量のシールドが付与される不具合を修正

ザリア

3人称視点でエモート中に武器と腕のアニメーションに異常が発生する不具合を修正

ゼニヤッタ

1人称視点時に、メイン攻撃を中断して行ったクイック近接攻撃のアニメーションが遅延する不具合を修正