【Bot大量発生問題】中国サーバー閉鎖による生じた重大な悪影響について

2023年1月26日に中国にあるサーバーが閉鎖されました。
それが原因による悪影響が全てのサーバー(南北アメリカ、EU、アジア)で起きています。
その悪影響とは何かというと”Botの大量発生”です。

当初この中国サーバー閉鎖がアナウンスされた時は、Blizzard社の大幅な収益ダウンとなり、
サービスの質の低下や日本語版の廃止がなされるのではと不安に思った人も多いでしょう。
しかし、なんの影響もなく私たちは今まで通りのプレーが出来ています。
それは中国サーバーにいた多くの中国人プレイヤーが他のサーバーに移住して課金やプレーをしているからです。

彼らは今までのカード資産を全て失い、チュートリアルをやり直し入門ランクから再スタートする必要がありました。
しかしそこまでして再スタートした人は極僅かだったそうです。
多くの中国人プレイヤーは大量のゴールドを所持している既存のアカウントをネット売買により手にいれています。

彼らにアカウントを提供しているのが所謂アカウント販売業者です。
アカウントの作成からチュートリアル等全てを全自動でやっています。
毎日無数のアカウントを作ってはBotツールを24時間稼働させてゴールド付きアカウントを量産し、それを販売しています。

この影響で現在新規でハースストーンを初めても初心者同士での対戦はほぼできなくなっています。(実際に確認済みです)
対戦相手は全てアカウント販売業者によるBotアカウントです。
現在入門ランクにいるアカウントの9割あるいはほぼ10割がBotだと思われます。
初心者は業者のBotアカウントにはまず勝てません。(中上級者でも苦戦する緑DKデッキのBotが非常に多いからです。)
そして敗北すると公式が用意している公式Botとの対戦になります。
新規プレイヤーはこの公式Botに勝つ事が唯一のランクを上げる手段です。
公式Botに勝つと再度業者Botとの対戦になりフルボッコにされます。
それを繰り返します。ひたすら繰り返します。連勝は無理なので多大な時間を浪費します。
途中でやめたくなるくらいに悲惨な状況でした。

これらの問題の原因になっているアカウント販売業者は複数いると思われます。
業者ごとに特徴があり、アカウントの命名規則や使用してるBotツールの種類や設定は多種多様です。
これらの業者によって作られたアカウントは全て自動ツールでランダムに命名されているようです。

例えばこういったアカウント名の相手と対戦したことはありませんか?
「vAOKtGy」「tnleayqmjy」「JfHCpBD」「zVumidu」「LvGMlhy」
何の意味もないランダムに生成したようなアルファベットの羅列です。

あるいは、中国語のランダム生成により作られたアカウント名だとこのようなものです。
「叡智的珍珠色麓鹿」「自信的棕褐色雪怪」「自信的棕褐色矮子」「巨大的魔訶色麓鹿」
「巨大的岩漿色盗賊」「昏暗的紅潤色熊」 「安全的酒色海豹」 「熱切的雹虹色烏賊」

次にBotアカウントのプレイングについてですが、一番多いと思われるのが”緑DK”です。
コアカードのみでデッキ構成されているため、ホークストライダー伯楽のようなカードパックから出るカードは入っていません。
早期横展開からの墓場の力によるリーサルか、縫い目の巨人やロード・マロウガーによる大型を並べての勝利を狙うデッキです。
公式Botと違いプレーミスは無くデッキパワーもあり、ベテランプレイヤーでも苦戦します。
ただBotにもバグがあり、突然変な動きをしたりします。
例えば場を攻撃しようとミニオン選択と場へのアタック指示をループしたりします。
Botは遅延してから動くためミニオンの処理に時間がかかると時間内に全て操作しきれず時間オーバーでリーサルを逃したりもします。

他にもBotの挙動としてただ遅延だけをするものもあります。
大抵は初期デッキを使い手札から出せるカードをただ出して遅延を繰り返すだけのものです。
こういったBotはランクの下層だけと思いきや、Botは24時間稼働しBot同士でも常に対戦しているためランクが徐々に上がっていきます。
中位から上位でも見かけることもあると思います。

エモートを使ってくるBotもいます。
1ターン目のロープが出る数秒前に挨拶をしてきて、ロープが真ん中を超えたあたりでターン終了をします。
2ターン目はすぐにターン終了をしますが、3ターン目以降は全て遅延してきます。
違う対戦相手のはずなのに全く同じ挙動をするのは、同じBotツールで同じ設定だからでしょう。
こういったエモートなどはBotだと思われないための工夫だと思われます。

全てのBotに共通している事がその目的がゴールドを稼ぐ事です。
対戦に勝利して経験値を稼ぎゴールドを得る、負けても長時間の対戦で報酬の経験値を可能な限り増やすといった事です。
Botにとって遅延は最も有効的なゴールドを稼ぐ方法なのです。

みなさんはこうったBotに遭遇したことはありませんか?
対戦でBotとマッチングするとただただ時間を無駄にさせられるため非常に不快な思いをしていると思います。
私もそのBotによる被害者の一人です。
多くのBotと対戦してきたため、アカウント名を見た瞬間にこの相手はBotだとすぐにわかります。
勿論対戦後にゲーム内の機能で、不正行為-ボット使用の通報をしています。

数カ月前のある日、Botが使うアカウント名なのに、Botらしさの無い相手と対戦した事がありました。
その相手にフレンド申請を送ると中国語で返信してきました。
彼と長時間会話をして中国サーバーが閉鎖されて移住してきた事や、
彼が中国のアカウント販売業者からアカウントを購入した事など、
彼以外にもそういった中国人プレイヤーが大勢いる事を教えてもらいました。

アカウントの売買や不正ツールの使用は禁止されている不正行為です。
私はすぐにこの事をBlizzard公式サイトのサポートに問い合わせで報告しました。
「該当内容は担当チームに伝えさせていただきます。」との返答を頂きました。

これで少しはBotが減って状況が改善されると思いましたが数カ月経っても一向に改善されませんでした。
再度問い合わせをしたところ、一方的に問い合わせのキャンセルをされ、その後全ての問い合わせが自動でキャンセルされるようにりました。

そこでつい先日公式サイトのチャット機能を使い直接運営のゲームマスターの方と会話をしました。

ゲーム内で不正行為の通報機能が実装されてからは、多くの人がBotを通報しているはずなのに、
Botが減らないのは運営がBotツールなどを使い不正行為をしてる者を取り締まっていないからでは?と問うと、

不正行為のプレイヤーにつきましては、根本的にゲーム内でのチートツールなどは使用することができないため、現状ないかと思われます。
私も毎シーズン、時間があればレジェンド付近まで到達するぐらいプレイしておりますが、最近はマッチングした覚えがございません。

ゲーム内で不正ツールは使用できずBotを使用している者もいないとの返事を頂きました。
通報自体はあったとしても、運営の担当者がそれを不正行為はなかったと判断しているので処罰は全く行われていないという事でしょう。

「不正行為などはそもそも不可能でBotツールなど誰も使っていない。」
これが運営が出した結論です。
つまり私の問い合わせ自体が虚偽のものであると判断され、それを繰り返したため公式サイトで私の問い合わせが常にキャンセル扱いにされるようになったとの事です。

そして、今回の問い合わせの件で処罰対象になっているのはBotツール利用者やアカウント販売業者やその購入者ではなく、私とのことでした。

ハースストーンのペナルティ及びペナルティ対象について
https://us.battle.net/support/ja/article/306585

・対戦した相手がBotツールを使用していないにも関わらず、ゲーム内の通報機能の悪用をした。
・Botを使用しているものが誰もいないにも関わらずBotについて公式サイトで問い合わせをしサービス業務を妨害した。
・Botを使用しているものが誰もいないにも関わらずBotについて公式サイトのチャット機能を使いサービス業務を妨害した。
・Botについてという同じ内容の問い合わせを繰り返し、正常的なサービス業務を妨害した。
・Botについての問い合わせやフォーラムにて暴言、卑下、誹謗を感じさせる不適切な言葉でサービス業務を妨害した。
・Botを使用しているものが誰もいないにも関わらずBot使用者/アカウント販売業者がいるかのようなデマ情報を公式フォーラムで流した。(←今回の書き込みにより追加されるでしょう。)

確かに私のこれらの行為は規約に違反しています。
運営の妨げになる違反をしてしまった事を深くお詫び申し上げます。
運営の方のおっしゃる通りBotツールで不正行為を行っている者/アカウント販売業者は存在しないようです。
なぜなら私のような一ユーザーより運営の方の言ってる事の方が正しいからです。
Botツールで不正行為を行っている者/アカウント販売業者は存在しません。
今までの全てのBotについての通報や問い合わせは私の勘違いによるものでした。
この書き込みを最後にBotについての通報や問い合わせはしません。
対応して下さったゲームマスター様、他運営の方々へ、多大な迷惑をかけてしまい本当に申し訳ありませんした。

私にとってハースストーンはとても大好きな大切なゲームです。
こんなにも素晴らしいゲームなのだから、大勢の人が楽しめればと思い行動に出たのです。
不正行為があるとその被害者は不快な思いをします。
不正行為が無くなって欲しいという強い思いが、Botについての通報や問い合わせを繰り返す結果となってしまいました。

でも今回の件で安心しました。
運営の方がおっしゃる通りBotツールを使用している者、不正行為を行っている者が一人もいないのなら、
今も誰もが不快な思いをする事なく楽しくハースストーンをプレーできているからです。
Botによる遅延でイライラしながらプレーしてる人は誰一人としていないのです。
ユーザーのために日々快適なプレー環境を提供して下さっている運営の方々全員に感謝します。
今までありがとうございました。

それではさようなら。

5個の「いいね!」

私はほぼ毎日ゲームをします。アジアサーバーです。私はBOTは確実にいると思う1人です。BOTと思われる対戦をいくつか動画にしました。証拠を残しましょう。オススメします。

3個の「いいね!」

ここは読書感想文を書く場所ではありませんよ。

1個の「いいね!」

botに関しては基本無料のゲームである以上どうしようもない部分はある。
対策として挙げるなら初期デッキをあほみたいに弱くして、bot当たったら勝ち確にするしかない

今年の8月と11月10月に、公式からbotを問題だと感じておりBANしたという発言が出てましたよね。

このゲームマスター言う「不正はできない」が真実なら、ブリザードはいもしない敵と戦って無実の人を6万人以上BANしたクズという事になります。
つまりゲームマスターとやらの発言はブリザードの見解と合ってません。
この件はそのゲームマスター氏が独断で虚偽の説明をしたことが悪いのであって、ブリザード本体は(そんなやつを雇ったという事を除いて)悪い事はしてないと思います。

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