皆さん、こんにちは!
「メカメカ大躍進」アップデート(およびそれに伴うカードの強化調整の数々)の告知後、コミュニティのディスカッションにていくつかの質問が繰り返し投稿されていることが散見しました。そのいくつかについて、ここに「ハースストーン」開発チームによる回答をお届けします。これにより皆さんの疑問が解消されることを願うとともに、今回の各変更の実施および背景にある哲学について、より明確にできればと思います。
- 強化されたカードに対する魔素の払い戻しはありますか?
- 哲学的見地からすると、強化された(と我々が感じている)カードは、払い戻し対象として妥当ではないと思われます。
- 「倍増する腕」が生成する追加カードのコストも下がるのですか?
- 「増殖する腕」も同様にコストが2マナに変更されます。
- 将来的に、他のセットも強化される予定はありますか?
- 今回の強化の結果を注視した上で検討する予定です。我々は将来的に同様の強化を行っていきたいと考えていますが、現時点ではっきりと決定していることはありません。
- 「段取り」はローグの各呪文と強力な相互作用があり、そのため現在ほとんど全てのローグデッキが「段取り」を中心に構築されているように感じます。もっと早い段階で「段取り」をバランス調整しなかったことの背景にはどのような思考プロセスがあったのでしょうか。今になって「段取り」をバランス調整したことで、ローグは心臓を奪われたみたいに感じます。
- 「段取り」は我々がローグのキットのあるべき姿として考えるものにばっちり適合していますが、あらゆるローグのアーキタイプに含まれて当然だと感じられるほどのパワーレベルであることが問題です。このカードは、デザインの幅を窮屈にしているカードの1枚でした。つまり、「段取り」なしで十分強力なローグ呪文を作ることが、難しくなっていたのです。
- 基本またはクラシックカードに対する変更を検討する際は、新しいカード一式がゲームに導入されるとき、または変更対象のクラスがパワーレベルの低下に耐えられ、かつ強力なアーキタイプが残る、というタイミングで行うことを心掛けています。
- なぜウォリアーはバランス調整されないのですか?
- ウォリアーにはハンターやメイジなどのクラスとのマッチアップが十分にあり、たとえば「コントロールウォリアー」のようなデッキが新たな人気アーキタイプとして台頭したとしても、自然にメタが回っていく余地があるだろう、と我々は考えています。もちろん、プレイヤーの認識とデータを毎日監視し、さらなる調整が必要であるかどうかの評価を継続していきます。
- 今回強化された各クラスのカードは、どのように選ばれたのですか?
- 対象カードの選択は、各カードが現在使用されている割合と、それらがどれくらい面白いカードであると感じられるかを相対的に考えた上で行いました。今回のケースでは、「メカメカ大躍進」イベントが「博士のメカメカ大作戦」セットと深く関係していることから、この拡張版からカードが選ばれています。これらのカードよりも使用頻度が低いカードは多数ありますが、今回選ばれたカードはどれも、既に強力なデッキをより強力にすることなく、より楽しい体験をもたらすであろうと、我々が考えているものばかりです。
- これらの強化調整については、どのくらいの期間検討し、取り組んでいたのですか?
- かなり長い間検討していました!今回のイベントも、基本的に過去の様々なイベントと目的は同じです。新しい拡張版がリリースされてから最初の1~2ヶ月が経過した後にも、ゲームが新鮮なものであると感じられるよう、我々は様々な方法を試そうとしているのです。カードの強化はそういった方法の一つです。
これまでのところフィードバックは非常にポジティブであり、このパッチが実装されることでどれほどの激震が巻き起こるか、楽しみにしています。
- かなり長い間検討していました!今回のイベントも、基本的に過去の様々なイベントと目的は同じです。新しい拡張版がリリースされてから最初の1~2ヶ月が経過した後にも、ゲームが新鮮なものであると感じられるよう、我々は様々な方法を試そうとしているのです。カードの強化はそういった方法の一つです。